矯正歯科 小児の矯正について
絶対に焦らないで!
お子様の歯並びが良くないと気づかれたご父兄の中には、すぐに治療を開始して欲しいとの要望をされる方が多くいらっしゃいます。正直、治療を始めさせて頂くことは、歯科医にとってありがたいことですが、絶対に焦ってはいけません!!早く治療を開始する歯科医イコール良い歯科医、と思われているご父兄のなんと多いことか。
学会発表等を見ていると、一期治療の最適な開始時期は“7歳”などと決めつけた論文もあるようですが、成長の早いお子様、成長の遅いお子様また、埋伏歯などの状態により、早めに治療を始めた方が良い場合など、1000人の患者さんがいらっしゃれば1000通り、いや、それ以上の治療方針があると思います。
ですから、統計学的に“7歳”などと決めつけるのではなく、患者さんの生活環境等を充分に考慮し、治療を進めてゆきましょう。重ねて申しますが、くれぐれも焦らないで下さい!!
3、4歳の幼稚園や保育園に通われている時の矯正治療は年齢的に早すぎます。まず基本的な生活習慣、例えば言葉を覚えたり、正しいブラッシングを身につけたり、元気に外遊びをさせてください。
矯正治療の開始時期について

低年齢から開始して歯並びだけでなく、骨格も矯正治療にて改善していく考え。治療期間が長期になり、精神的にも肉体的にも負担が大きく、勧められる治療方針ではありません。
短期間(1年位)にてかみ合わせを改善し、綺麗な永久歯の歯並びになるようにします。
前歯のかみ合わせや骨格の改善を行い(1期治療)、経過観察していきながら、永久歯がすべて出た段階で、2期目の矯正治療を行います。
治療期間を2回に分け、装置を着けている期間を短くします。
永久歯がすべて揃った時に矯正治療を行います。 綺麗な歯並びのためには歯を抜いて治す事もいたします。